過去問一問一答 権利関係14:虚偽表示による意思表示(仮装譲渡)
過去問一問一答携帯アプリ「電車でとれとれ宅建」の中から「権利関係」の問題をいくつかピックアップ。知識の確認、狙われやすいポイントを解説します。
宅建過去問一問一答 問題
A所有の甲土地についてのAB間の売買契約について、民法の規定及び判例によると、AB間の売買契約が、AとBとで意を通じた仮装のものであったとしても、Aの売買契約の動機が債権者からの差押えを逃れるというものであることをBが知っていた場合には、AB間の売買契約は有効に成立する
○か×か?
宅建過去問一問一答 解答と解説
<解答>
×
<解説>
AとBとで意を通じて甲土地を仮装譲渡する行為は虚偽表示にあたります。虚偽表示による意思表示は無効となるため、AB間の売買契約は無効となります。
出典:電車でとれとれ 宅建 2015年版より